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2022年11月08日 [横浜の通船・ラインボート ]

通船・交通船とは?【ポートサービスの自己紹介】

◆はじめに◆

いつもポートサービスのブログを読んでくださり、ありがとうございます。ポートサービスは横浜港にて通船業の実績を積み重ね、2022年7月に創業69年を迎えました。

ところで、通船(交通船)って何のことかご存じですか?
今回は「船には興味があるけど、通船って何?」「ポートサービスって何やってる会社なの…?」という方のために通船(交通船)について紹介したいと思います。
PSの船 アポロ

◆通船とは◆

私たちポートサービスの本社がある横浜市のホームページでは、通船(つうせん)について以下のように紹介されています。

本船と陸上とを連絡往復する船
(抜粋)

ここでポイントなのは、本船往復する船の2隻があるということ。
港湾用語で本船とは、海洋を航行している船・海洋上に錨泊(びょうはく)している船のことをいいます。※錨泊:アンカーを下ろした船のこと。
交通船イラスト
本船は海上工事に携わる大型船や危険物を運搬するタンカー船など、様々です。そして、ポートサービスは後者の“連絡往復する船”=交通船の運航を担っています。
交通船はパイロットさんや船員さんの送迎など、人員の輸送が主な業務です。また、本船で急病人が出た場合に病人・けが人を収容するなど、ポートサービスではお客様のご要望に合わせて対応しています。

◆本船が港に着岸しない理由とは?◆

ここまで読んで、こう思われた方も多いのでは?


「本船が着岸すれば良いんじゃないの?」


わたしも最初はそう思ってました(笑)本船が着岸できない・しない理由はまちまちなので、サクッと一例を紹介すると…

● 巨大船に対応できるだけの海の深さがない
● 港が小さい
● 入港料や岸壁使用料が掛かる(車でいう通行料や駐車料金)
● 小回りの利かない大型船を着岸させるためにタグボートの費用などが掛かる
     タグボート:船舶が岸壁・桟橋に着岸・離岸するのを補助する船のこと。

などなど。つまり、気軽に着岸できない本船の代わりに、交通船が海上タクシーのような役割を果たしています。そして、
ポートサービスの強みはお客様の用途に合わせて24時間対応できること。
(声をにして言いました😊)

☑ リアルタイムな情報をもとに的確な配船💁‍♀️
☑ 要望に合わせ24時間対応💁‍♀️

また、ポートサービスでは船舶が入港する際の繋離業務や警戒業務も行っています。こちらもいつか詳しく紹介できれば…と思っております✨

詳細はこちらからどうぞ ポートサービスホームページ


◆おわりに◆

今回は通船(交通船)について紹介しました。
ポートサービスのYouTubeでは働く船の魅力を発信しています。本文でも触れた本船への船員さんの送迎の様子や約5ノットで航行する本船に並走しながら下船する様子はドキドキです。ブログと併せてご覧ください🎵

資料引用
港湾業務用語集−つ− 横浜市世界最大のコンテナ船は、二度と日本に寄港しない? 港湾のハブ化を目指せ! | ザ・リバティWeb/The Liberty Web

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