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2022年05月02日 [船の豆知識]

飛行機のタイヤが船で大活躍!?【タイヤのアップサイクル】

船にもタイヤが付いている?


船や桟橋をよく見てみると、先端にこんなタイヤが
付けられているの知っていますか?さて、これは何のためにあるのでしょう?


桟橋の周りに付いている沢山のタイヤは、船本体や接岸する桟橋が傷つくのを防いでいます。その多くは古タイヤのリユース。


ちなみに、こちらの写真はポートサービスの桟橋に設けられたタイヤ。こうやって見てみると、色々な種類のタイヤがあることがわかります。
この写真の小さい方はなんと航空機のタイヤなんです😮✈
飛行機のタイヤ

そして、こちらは重機のタイヤ。重機などのタイヤ

航空機のタイヤは離着陸時の荷重に耐える必要があり、高い耐久性が求められます。

離陸時には時速最大350キロメートル。最大級の旅客機の場合、タイヤ1本で約25トンを支えることになります。特別に作った丈夫なゴムを何枚も重ねてあり、航空機タイヤは高いクッション性があります。

また、一般的に使われる多くのタイヤには強度を高めるためにワイヤーが入っていますが、フォークリフトなどの重機のタイヤにはワイヤーが入っていないため、船本体に傷が付かないそう。そのため、防舷材(ぼうげんざい※1)に適しています。
※防舷材とは、船舶が接岸するとき、またはけい留中に波や風で動揺する時、船体とけい船岸との間に衝撃力が働くので、船体及び構築物の損傷を防ぐために、けい船岸に設ける設備のこと。防舷材には木材、ゴム防舷材等がある。

おわりに


いずれのタイヤも、その特徴を生かして、働く船の現場で第二の人生を送っています。タイヤのアップサイクル、エコですね👍♻船を見る機会があったら、ぜひ注目してみてくださいね。

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