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はじめに

いつもポートサービスのブログを読んでくださってありがとうございます。
前回のブログでは、船の大きさを示す単位として代表的なトンを紹介しました。船の大きさを長さや幅ではなく重さで表すことが多いのは、輸送を目的とする船舶ならではですよね。そして、今回は造船中のパイロットボートにスポットを当てて、船の大きさを紹介したいと思います😊

パイロットボートの大きさってどれくらい？

現在造船中のパイロットボートは全長が約18m。前回のブログで紹介した船の大きさを示す単位、総トン数で表すと19トンです。
総トン数とは：船の重量ではなく、船の容積から算出した船の大きさを示す指標。

乗用車の大きさが4〜5メートルほどですから、全長18mというと4倍近い大きさですね。

パイロットボートと身近なものを比べてみよう！

色々なものの大きさをイメージするとき、10円玉と並べたり、携帯電話のような日常的なものと比べたりすることってよくありますよね。
誰もがイメージできるような共通の物差しと比較することで、より理解を深める意味合いがあります。そんなわけで、ここからは身近なものと比較してパイロットボートの大きさをお伝えしたいと思います！

原寸大の○○

ポートサービスが拠点を置く横浜港には、全長18mの原寸大のガンダムが展示されたガンダムファクトリーという夢のようなアトラクションがあります。ガンダムとパイロットボートを横に並べることは難しいですが、ほぼ同じくらいの大きさです。

ちなみに、このガンダムファクトリーの展示は2024年3月末をもって終了するそうです！隣接する山下公園からは沢山の船も見えるので、『パイロットボートの大きさを体感してみたい！』という方は、ぜひ行ってみてください😊

くねくね曲がる長〜いバス

横浜市内を走る2台のバスが繋がった連節バス、通称ベイサイドブルー。
横浜市内にお住いの方なら、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか？ハンマーヘッドや赤レンガ倉庫など有名スポットを巡り、観光にもおススメのバスです。どうやって右折するのかしら…と心配になるほどの大きさですが、2台分の長さで約18ｍになります。ちなみに、輸送人数は113名にもなるそうです。

日本最古の時計台

重要文化財にも指定される日本最古の時計台、札幌時計台は高さがおよそ19ｍ。パイロットボートとほぼ同じ大きさです。訪れてみると、『意外と小さかった！』と揶揄されることも多いそうですが、パイロットボートと同じ大きさと聞くと愛着がわかずにはいられません😊

現在造船中のパイロットボートは、船舶の種類の中でいうと小型船舶に分類されますが、こうやって色々な物と比べてみると大きいことが分かりますよね。

小型船舶：総トン数20トン未満船舶。スポーツ又はレクリエーションに供する長さ24m未満で国土交通大臣が認める20トン以上の船舶も小型船舶に分類される。

おわりに

今回は色々な物の大きさを通して、造船中のパイロットボートの大きさをお伝えしてきました。フェリーなどの客船と違って、普段目にする機会が少ないパイロットボートですが、『海の安全を守る』という重要な役割を担って日々運航しています。

YouTubeでは造船の工程を紹介する『パイロットボートができるまで』を絶賛公開中ですので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。次のブログもお楽しみに🎵

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参考資料
ベイサイドブルー（連節バス）
ガンダムファクトリー