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【驚きの馬力】タグボートとは?港を支える“小さな巨人”の役割

はじめに


いつもポートサービスのブログを読んでくださり、ありがとうございます。
横浜港では、1日に200隻近くもの船が行き来しています。客船やコンテナ船など、巨大な船が港を出入りするその裏で、入出港をサポートし、活気ある港を支えているのがタグボートやポートサービスの小型船舶です。
今回はその中でも、大きな船を影で支える頼もしい存在──「タグボート」に注目してみたいと思います。
タグボート

タグボート


港で、船体にたくさんのタイヤが付いた船が、大きな船を引っ張ったり、押したりしている──こんな光景を見たことはありませんか?
ポートサービスのYouTubeをご覧になったことがある方は見たことがあるかもしれませんね😀
タグボート寄り
タグボートは、自分よりもはるかに大きな船を操るパワフルな船で、港内や狭い航路で大型船が安全に入出港できるよう誘導する役割を担っています。曳船(えいせん)とも呼ばれます。船体はコンパクトでも、その力は圧倒的。4000馬力を超えるエンジンを搭載しており、これは乗用車約30台分に相当します。
ただし、押す場所を誤ると大型船の船体を損傷させてしまう危険もあるため、船腹には「TUG」などのマークが記されていることもあります。これらは「ここなら押してよい」という目印です。船体に書かれたマークについては、過去ブログ『船に書かれたマークの意味とは?』もご覧ください。NOTUG▲客船のハッチには「NO TUG(ここは押してはいけない)」のマークが!

ちなみに、タグボートについている沢山のタイヤは、車でいうところのフェンダーの役割を果たします。タグボートは大型船に「押し付けてサポート」することが多いので、直接船体をぶつけると傷や凹みの原因になります。タイヤがクッションとなり、衝撃をやわらげて船体を守ります。
そして私たちポートサービスの小型船舶にとっても、タグボートは頼れる存在。大型船への人員輸送時には、タグボートが風除けになってくれたり、小型船舶と大型船舶の移乗の中継地点としてサポートしてくれることもあります。
タグボートアップ

おわりに


大型船をパワフルに支えるタグボートと、小回りを生かして人や荷物を運ぶ小型船舶。横浜港の日常は、そんな“縁の下の力持ち”によって守られています。
ポートサービスのYouTubeでは、港で働く船たちのリアルな姿を映像でご覧いただけます。迫力あるシーンや、普段は見られない一面をぜひお楽しみください。


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参考文献
Myshiptracking
馬力
※自動車と比較
• 乗用車1台の平均エンジン出力:100〜150馬力程度
• 4000馬力 ÷ 120馬力(平均値) ≒ 約33台分

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