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2025年11月25日 [横浜の通船・ラインボート ]
陸上から”はたらく船”を動かす司令塔!「配船オペレーター」の仕事とは?
はじめに
いつもポートサービスのブログを読んでくださり、ありがとうございます。
前回のブログでは、港で活躍する“はたらく船”の役割を3つご紹介しました。
船が安全に航行するには、海上のチームワークだけでなく、実は陸上にも“影の司令塔”がいることをご存じですか?
今回は海の仕事を陰で支える司令塔──“配船オペレーター”をご紹介します。

海だけじゃない!陸にも“はたらく船のプロ”がいる
“はたらく船”に携わる仕事といっても、海の上の仕事ばかりではありません。
はたらく船が海上で活躍する裏では、陸上でリアルタイムな情報をもとにスケジュールを組み立てる「配船オペレーター」が活躍しています。
配船オペレーターは、東京湾で出入りする船が安全にスムーズに動けるよう、港の作業状況や船の位置を確認しながら、それぞれの船の用途や状況に合わせて最適なボートを手配します。

配船オペレーターってどんな仕事?実際の現場をレポート!
港が最も忙しくなる朝9時。配船オペレーターの一日は、前日からの作業内容をしっかり引き継ぐところから始まります。
入港遅れや天候の変化など、港の状況は常に変わるため、最新情報を押さえることが大切です。
お客様から当日のボート手配の依頼を受け、入出港する船舶の名前や到着時間、到着場所、接岸場所などを専用の用紙にまとめます。
その情報をもとにボートの配置を決め、作業内容を船長や船員に共有します。

作業中は、AIS(船位情報)や港内の状況をこまめにチェックし、変化する情報に応じて段取りを組み直します。 作業開始1時間前には、入出港する船舶の状況を最終確認し、スムーズな運航を支えます。
午後になると、翌日の準備に入ります。
お客様からの依頼や、16時30分頃にまとまった入港予定をもとに、翌日のボート配置を決定し、船長・船員へ共有します。
最後に、次のシフトのオペレーターに翌日の作業予定を引き継ぎ、一日の業務を締めくくります。
おわりに
はたらく船の“司令塔”として活躍する配船オペレーターは、未経験からでも挑戦できる仕事です。 港という大きな舞台で、船員やオペレーターの仲間と連携しながら一隻一隻の船舶を安全に送り出します。
その過程で、天候の変化や船の遅れなど予期せぬトラブルに臨機応変に対応し、最適な段取りを瞬時に組み直す――まさに港全体を動かす醍醐味があります。
陸から港を支える、縁の下の力持ち──そんな「配船オペレーター」のお仕事に興味のある方は、下のリンクから詳細をご覧ください☺️
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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