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2023年10月24日 [横浜の通船・ラインボート ]

船の中に橋がある?【ブリッジの名前の由来】

はじめに


いつもポートサービスのブログを読んでくださり、ありがとうございます。
このところ造船の工程を紹介することが多いのですが、船の専門用語に頭が『❓』になることがあります。そんなわけで、今回は造船ブログを執筆する中で疑問に思ったブリッジの名前の由来を紹介します😊


ブリッジとは


ブリッジとは、主に操船を指示する操舵室を意味します。つまり、船の中でもとても重要な場所。でも、なぜ操舵室のことを、ブリッジ=船橋と呼ぶのでしょうか?
船の中にがあるなんて、不思議ですよね。橋のイメージ ベイブリッジ

船の中に橋?


19世紀の初め、航海の世界は大きな変革の時代を迎えます。

それまでの船は、帆を張って風に乗る帆船が主流でしたが、新たな船が造られるようになりました。それが、蒸気船と呼ばれるエンジンの力で進む船。
蒸気船は船の両側に大きな水車のような外輪を持つ、特別な形をしていました。外輪船水をかいて船を前に進める役割を果たす、外輪。※イラストのように後方に外輪がある船もあります
しかし、この大きな外輪のために、船の後ろが見えにくくなってしまいました。

そこで考えられたのが、外輪を守るカバー同士をつなげて、その上に操舵室を作ること。こうすることで、船長や船の指揮官が高い場所から周りを見渡せるようになりました。これが、船の上の橋=ブリッジの誕生だったのです。

外輪に変わり、より効率的な推進装置で船が動くようになった今も、ブリッジはその名を残し、安全を守る場所として活躍しています。

外輪船や推進器の仕組みはこちらのブログでも読めます☟
船はどうやって動く?【推進器の種類と歴史】


ブリッジを見てみよう



では、ポートサービスにあるさまざまなブリッジを見てみましょう🎵
ブリッジ PORTCATTWO▲2階に操舵室がある双胴船のPORTCAT TWO
ブリッジ ジュピター▲横浜港で活躍中のJUPITER
ジュピターのブリッジ内▲JUPITERのブリッジ内は落ち着いたインテリア✨

おわりに


いかがでしたか?19世紀の外輪船や橋からイメージする形状とは少し違ったかもしれませんね。さて、余談ですが、編集Yは氷川丸の見学に行った際にブリッジを案内する看板“船橋”を見て、ふなばしと読みました。正しくは、せんきょうと読みます。みなさんは読めましたか⁈
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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